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阿武でミサイル避難訓練 県、来月4日に国と合同で
2017年5月20日(土)掲載
山口県は19日、外国から発射された弾道ミサイルが日本国内に落下することを想定した住民避難訓練を、6月4日に阿武町で実施すると発表した。緊迫化する北朝鮮情勢を踏まえ国と合同で行う訓練で、住民への迅速な情報伝達や屋内退避などを確認する。

県防災危機管理課によると、国と都道府県の合同による、弾道ミサイルを想定した避難訓練は3月に実施された秋田県男鹿市に次いで2例目。国は4月21日に各都道府県に対し訓練実施の協力を要請していた。

阿武町での訓練は午前9時15分から。「X国から弾道ミサイルが発射され、日本に飛来する可能性がある」との情報の伝達を国と県、各市町の間で演習し、同時に阿武町で防災行政無線を通じて警報サイレンとともにミサイル発射や屋内への退避を呼び掛けるアナウンスが流れる。中心部の奈古地区では、住民ら約250人が町役場や町体育センターなどの建物内に避難する見込み。

防府市と光市でも防災行政無線による市民への情報伝達訓練が行われる予定。

村岡嗣政知事は定例会見で「県民の生命と財産を守るためにも、こうした合同訓練を踏まえ、市町との連携を密にして、速やかな避難行動がとれるようにしたい」と述べた。
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