山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

四明池に卵塊お目見え 山口・常栄寺
2017年5月20日(土)掲載
池の上の木の枝にぶら下がっているモリアオガエルの卵塊=18日、山口市
国の史跡・名勝「雪舟庭」で知られる山口市宮野上の常栄寺(今井宏泉住職)の四明池で、今年もモリアオガエルの産卵が始まった。同寺はモリアオガエルの繁殖地として唯一、県の天然記念物に指定されている。

モリアオガエルは繁殖期になると、池などがある水辺の樹木に登り、池の上に伸びている枝や葉に白い泡状の卵塊を作って産卵する習性がある。約1週間でオタマジャクシにかえり、卵塊から池の中に飛び込む。同寺の繁殖地の四明池は雪舟庭の上方にあり、園路から卵塊が観察できる。

同寺によると、毎年観察している県文化財保護指導管理員が13日に14個、16日も17個の卵塊を確認したという。昨季は大型連休中の確認で平年より早かったが、今季は平年並みという。18日現在、園路からは8、9個のソフトボール大の白い卵塊がぶら下がっているのが観察できる。

モリアオガエルの生息分布は山口県が西限域とされている。常栄寺は市街地に近い立地ながら多くの卵塊が観察できる繁殖地として2001年、県天然記念物に指定された。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp