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景気3期連続上昇超 県内法人企業4−6月期予測
2017年6月14日(水)掲載
財務省山口財務事務所は13日、県内法人企業の4−6月期の景気予測調査結果を公表した。景況判断BSIは0.8で3期連続で上昇超となったが、上昇超幅は前期に比べ縮小した。3期連続の上昇超は2014年7−9月期〜15年1−3月期以来で、同事務所は県内経済を「堅調に推移し緩やかな持ち直しの状況が続いている」と見ている。

景況判断BSIは、前期と比べ「上昇」と答えた企業の割合から「下降」と答えた企業の割合を差し引いた指数。同事務所によると、5月の大型連休など春の行楽シーズンに観光客が増加したことや、設備投資の動きが堅調で産業機械の販売量が増えたことなどから上昇超となった。

先行きについては、翌期(7−9月期)は下降超となり、翌々期(10−12月期)は上昇超に転じる見通し。

2017年度の企業収益について、売上高は前年度と比べ13.1%の増収見通しとなる一方、経常利益は製造業で原材料価格の上昇に伴うコスト増などにより同8.1%の減益を見込む。設備投資は製造業で生産能力増強の動きが続くことなどから、同12.3%の増加見通しとなっている。

雇用の従業員数判断BSIは23.7で16期連続の「不足気味」超。先行きについては翌期、翌々期ともに「不足気味」超の見通し。企業からは「待遇改善のために賃上げを行ったことでコストが増えている」(建設業)、「休日に業務があるため若者から敬遠されている」(宿泊・飲食業)などの声があった。

調査は5月15日を実施時点に資本金1千万円以上の県内企業128社を対象に行い、全社から回答を得た。
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