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「瑞風」到着 ようこそ 下関駅1500人出迎え
2017年6月19日(月)掲載
JR下関駅に到着した豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の一番列車=18日午後3時32分、下関市のJR下関駅
JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の一番列車が18日、山陰線を経由して下関市の下関駅に到着した。山口県内で最初の立ち寄り観光地となった萩市の東萩駅では市民ら約500人、下関駅では約1500人が列車と乗客を出迎え、沿線は歓迎ムード一色に染まった。

東萩駅には同日午前8時40分ごろ到着。中学生や旅館団体の関係者ら約30人が扮(ふん)した「奇兵隊」、住の江保育園の園児約30人が和太鼓を演奏して出迎えた。ホームで行われた歓迎式で萩市の藤道健二市長は「萩でしか味わえない特別な旅を楽しんでいただきたい」と呼び掛けた。

乗客16組31人は歓迎式の後、「瑞風バス」に乗って市内観光に向かい、萩焼窯元「不走庵 三輪窯」と世界遺産「松下村塾」がある松陰神社を見学した。

瑞風は正午すぎ、東萩駅の隣の萩駅で乗客を乗せ終点の下関駅へ向け出発。公募で「子ども駅長」に選ばれた椿東小学校3年の西村芽稲菜さんと大島小学校1年の船戸凰祐君の合図で発車した。

下関駅では午後3時半すぎに「瑞風グリーン」と呼ばれる深緑色の列車がホームに到着すると、一目見ようと集まった地元の人や鉄道ファンらから歓声が上がった。列車から降りてくる乗客に「ようこそ」と声を掛けたり、旗を振ったりして歓迎した。

ホームで記念のセレモニーがあり、観光パフォーマンスユニット「やまぐち奇兵隊」がダンス、地元の人たちが「平家踊り」を披露。村岡嗣政知事や下関市の前田晋太郎市長らが鏡開きで祝った。村岡知事は「山陰、山陽地域の魅力を瑞風のブランドイメージに乗せて発信し、多くの人が山口に来て楽しんでもらえるように盛り上げていきたい」と意気込んだ。

JR西広島支社の伊勢正文支社長は「天気も良く、乗客も笑顔でほっとした。皆さまに満足していただけるように努めていく」と話した。

瑞風の一番列車は17日に大阪駅を出発した。京都・大阪行きの最初の列車は19日朝に下関駅を出発し山陰線を東進する。
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