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道の駅・潮彩市場にハモ加工場 防府ブランドPRへ
2017年6月23日(金)掲載
潮彩市場防府内で本格稼働する加工場で、ハモを機械で三枚おろしにする従業員=防府市
防府市新築地町の道の駅「潮彩市場防府」が7月から、地元で水揚げされたハモの加工に本格的に取り組む。道の駅内に三枚おろしや骨切りする機械を備えた加工場を整備し、需要が見込める関西方面に出荷する。付加価値を高め収益向上を図り、ブランド化も見据える。

市農林水産振興課などによると、ハモの漁期は6〜9月で、防府地方卸売市場の近年の漁獲量は140〜160トンで推移し、県内で最も多い。大阪を中心とした外食産業で加工したハモの需要があることに加え、防府産ハモをPRしようと、国の地方創生加速化交付金を活用し、約1300万円で機械を購入。市と共に整備した。

加工場は同道の駅の一画にあり、176平方メートル。これまでも稼働はしていたが、全て手作業で行っていた。ハモには硬い小骨が多く、骨切りの作業には技術が必要で、さばく量に限界があった。整備された加工場は、防府地方卸売市場で水揚げされたものを使用。血抜きしたハモの表面のぬめりを落とし内臓を取った後、機械で三枚おろし、骨切りをする。作業を機械化することで、効率化が図れるという。

今月中旬から試運転を始めた。ハモ漁最盛期を迎える7月には、加工したハモを包装した上で大阪市中央卸売市場へ出荷する予定。またハモのマスコットキャラクター作りを進め、ブランド化も目指す。

潮彩市場ほうふ振興事業協同組合水産加工事業部の田村正人部長は「これまで市内には機械化したハモの加工場がなかった。防府産のハモを対外的にアピールするきっかけにしたい」と期待している。
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