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墜落などに備え訓練 岩国で海自航空集団
2017年7月14日(金)掲載
着水したUS2救難飛行艇に向かう漂流者を乗せたボート=13日、岩国市
岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で実施されている海自航空集団(司令部・厚木基地)の2017年度夏期救命生存訓練が13日、報道関係者に公開された。

救命生存訓練は自衛隊の航空機搭乗員を対象に万一の墜落事故に備えて、救命装備品の取り扱い方法や救命生存(サバイバル)の知識などの確認をはじめ、洋上漂流体験や、救難飛行艇と救難ヘリコプターによる救助訓練などが行われる。

2年ごとに実施され、今回が4回目。全国の海上自衛隊の13基地、陸上自衛隊の5基地から34人が参加。24時間の漂流体験をした人が、救難飛行艇と救難ヘリに救助される模様が公開された。

岩国基地沖合約3キロの姫子島そばの海上で、着水したUS2救難飛行艇2機が3隻のゴムボートに分乗し漂流体験をした18人を救助。救難ヘリ1機が基地港近くの海上で泳ぎながら救助を待っていた3人をつり上げ収容した。

漂流体験をした陸上自衛隊第1ヘリコプター団(木更津駐屯地)の天野哲之・1等陸尉は「ボートに乗り移るまで海に漬かっていたが、夏なのに寒さを感じた。万一、海に墜落したら救助されるのだろうかと不安を覚えた。隊に帰ったら今回の体験を生かした指導をしたい」と話した。
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