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事業拡大へ工場増設 山口市の角一化成、市と協定
2017年7月19日(水)掲載
事業所増設の協定書に調印した角一化成の小島孝彦社長(左)と渡辺純忠市長(右)。中央は伊藤孝志県統括監=18日、山口市
山口市の鋳銭司団地に工場を置く工業用プラスチック製品製造販売、角一化成(本社・大阪市、小島孝彦社長)は18日、市と事業所の増設協定を結んだ。

同社は1921年の創立で、自動車や家電向けなどの工業用プラスチック、ゴム製品を製造、販売している。2010年に防府市に山口工場を開設し、マツダ防府工場などへプラスチック製の自動車内装部品を供給していた。工場が手狭になったため、16年1月に同団地に移転、進出した。

現在の山口工場は鉄骨一部平屋建て、床面積約2580平方メートル。内装部品を10アイテム、年間3、4万トンを生産し、17年1月期の売上高は約2億5千万円という。

今回の増設は将来の事業拡大に向け、工場を約1300平方メートル拡大する。投資額は約5億2900万円。地元を中心に新たに従業員12人を雇用し、来年7月からの操業を見込む。増設で生産能力は現在の5〜7倍になるという。マツダを含めた自動車メーカーへ新製品をアピールして取引拡大を目指す。

市役所で調印式があり、伊藤孝志・県企業立地統括監の立ち会いで協定書に調印。小島社長は「ユーザーからわが社の技術も少しずつ認知されてきた。増設は将来への期待を込めて決断。県や市の雇用促進に貢献できれば」と決意を述べた。渡辺純忠市長は「定住実現都市を目指す本市に働く場の確保は必要不可欠」と歓迎した。
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