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一 般
得点し喜ぶ誠英の選手たち=セキスイハイムスーパーアリーナ
バレー女子 誠英 準優勝
2017年8月2日(水)掲載
南東北3県を主会場とした全国高校総体(インターハイ)は1日、宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナなどで12競技を行い、バレーボール女子の誠英が準優勝。陸上女子七種競技の大玉華鈴選手(西京)が2位に入った。

誠英は決勝で東九州龍谷(大分)に1―3で敗退。シーソーゲームの展開で進んだ第1セットは、終盤の17点から3連続で決められ、奪われた。第2セットは中盤から流れをつかんで奪取。第3セットを落として後がない第4セットは、一進一退の攻防が続き終盤22―22の同点に追いついたが、ブロックを決めるなど流れを引き寄せた東龍に軍配が上がった。

「すごくうれしい部分もあるが、半分はすごく悔しい気持ち」と林田愛佳主将。田渕正美監督は「優勝と準優勝は全然違う。悔しい気持ちと誇らしい気持ちと本当に複雑な心境」と話した。

このほか、県勢は卓球男子シングルスの戸上隼輔、沼村斉弥選手(いずれも野田学園)が5回戦を突破し、ベスト8入り。レスリング男子74キロ級の荒川広貴選手(柳井学園)と同120キロ級の谷川秀道選手(山口鴻城)もベスト8入りし、2日の試合に臨む。
 
バレー
16得点を決めるなど活躍したヒックマンジャスティス=セキスイハイムスーパーアリーナ
誠英、あと一歩 昨年の雪辱ならず準V
2017年8月2日(水)掲載
日本一の前に立ちはだかったのはまたしても東龍だった。前身の三田尻女子時代を含め28年連続出場となるバレーボール女子の誠英は、決勝で東九州龍谷(大分)に1―3で敗れて準優勝。地元開催で大応援を受けながら2回戦で敗れた昨年の全国総体の雪辱は果たせなかった。林田愛佳主将は「昨年の先輩たちの分までどうしても日本一を取りたかったので悔しい」と枯れた声で心情を明かした。

準決勝は敗者復活から初の4強入りした城南(徳島)に2―0で危なげなく勝利。決勝は昨夏地元防府市であった全国総体2回戦で敗れ、国体と春高では勝利した東龍となった。

第1セットから互いに一歩も譲らず1セットずつを奪い合う。「向こうのレセプション(サーブレシーブ)が良かった」と田渕正美監督。サーブ権を取ってからの連続ポイントがなかなか取れずに引き離せない展開が続いた。

中盤の3連続得点などでリードを奪われ第3セットを落とすと、第4セットもヒックマンジャスティスや吉田京香らのスパイクで得点を重ねるなど一進一退の攻防を繰り広げたが、あと一歩及ばなかった。

「相手がどうこうよりも自分たちのバレーをしよう」という意思で今大会に臨んだ。ブロックや粘り強いレシーブなど試合を通して自信が付いた部分もある。「全国総体では悔しい思いをしたので、予選を勝ち抜いて国体と春高で日本一になれるように頑張りたい」と林田主将。次こそは満面の笑みで喜びたい。

■エース「悔しさ8割」 ヒックマンジャスティス16得点

「全国総体で同じような状況を与えてもらったのに、チャンスをものにできなかった」。身長178センチの誠英のエース、ヒックマンジャスティスは東九州龍谷(大分)に昨年の全国総体の借りを返せなかった悔しさをにじませた。

決勝の東龍戦ではチーム2位の16得点。「自分が持っている力を全部出し切って決めに行こうと思った」と第4セット終盤もスパイクを放って追い上げたが、ブロックで止められ最後は振り切られた。

「(準優勝で終わったことに)8割は悔しいけど、2割はうれしい。2位が終わりではなく、まだ自分たちには次の大会もあるので足りないところを補っていきたい」と国体と春高に向けて成長を誓った。
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