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卓 球
卓球男子シングルスで1年生ながら決勝に進んだ戸上隼輔=郡山総合体育館
戸上(野田学園)進化の途中 男子シングルス準V
2017年8月3日(木)掲載
全国高校総体(インターハイ)第6日は2日、福島県営あづま総合体育館などで13競技が行われ、卓球男子シングルスで戸上隼輔(野田学園)が準優勝した。バドミントン女子シングルスの岩永鈴、水津優衣(いずれも柳井商工)は準々決勝で敗退し、弓道団体の男子・宇部工と女子・宇部フロンティア大付香川は決勝トーナメントに進んだ。

■1年生快進撃「優勝 次こそ」

野田学園の過去の名だたる先輩たちが進めなかったシングルス決勝の舞台に初めて上がった。1年生で唯一、最終日に残った卓球男子シングルスの戸上隼輔(野田学園)は昨年優勝、一昨年準優勝の木造勇人(愛工大名電)に1―3で敗れて準優勝。「木造選手を倒す目標を達成できずに悔しい」と下を向いた。

準々決勝は昨年準優勝の高見真己(同)と対戦し、第1ゲームを15―13で取り切るなど白熱の末に3―1で勝利。「敵を討ちたい」と、準決勝は先輩の沼村斉弥が準々決勝で敗れた田中佑汰(同)を3―1で下した。

決勝の木造には過去一度も勝ったことがない。7月に韓国であったアジアジュニア選手権の準決勝でも2―3で敗れていた。先制されながらも第2ゲームを11―7で奪い返したが、第3ゲームは3点差を追いつきながらも7―7から4ポイント連続で奪われ、第4ゲームは完全に主導権を握られた。

持ち味であるレシーブからの攻撃的なスタイルを展開しようと挑んだが、「相手のサーブの見極めがつかなくて頭が真っ白になった」と戸上。「頭で思っている以上に体が緊張してガチガチになり、思うようなプレーができなかった」と大舞台にも飲み込まれた。

全国総体優勝の経験がある父を持つ卓球一家に育った。3歳でラケットを握り、5歳から積極的に練習を始めたという。三重県出身で中学2年のときに野田学園中に転校してきた。

「国際大会でも木造選手と当たる機会があると思うので、次は絶対に勝ちたい。結果はもちろん優勝を目指して頑張ります」と力強く宣言。将来性を評価する橋津文彦監督は「未完成な選手なので進化の途中。山口からまた世界に挑戦したい」と2024年の五輪も見据える。
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