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岩国に米空母艦載機第1陣「E2D」5機到着 
2017年8月10日(木)掲載
米軍岩国基地に到着後、格納庫に向かうE2D機=9日午後0時20分ごろ
在日米軍再編に伴い厚木基地(神奈川県)から移駐する空母艦載機部隊の第1陣が9日、岩国基地に到着。移駐が始まった。第1陣はE2D早期警戒機5機。来年5月までに米海軍の空母ロナルド・レーガン艦載機61機が移駐する計画で、岩国基地は「極東最大の米軍基地」になる。

E2Dのうち4機が9日午後0時10分ごろ、岩国基地上空に飛来。滑走路南側から進入、次々に着陸し、基地北側の格納庫前に向かった。残りの1機も約1時間半後、到着した。移駐開始は6日ごろと伝えられていたが、台風5号の影響などで3日遅れの開始となった。

E2Dは米海軍の新型早期警戒機。今年2月、岩国基地を拠点に配備前の訓練を実施するため飛来。硫黄島での着艦訓練などを終え5月に岩国を離れ、空母艦載機として配備された。

岩国基地の再編は第1弾が軍民共用空港の岩国錦帯橋空港の開港。第2弾が既存部隊の格納庫などを基地東側に移設、部隊が移動した。第3弾が艦載機61機の移駐で再編の最終章となる。
 
移駐スケジュールは、11月ごろにFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機の2部隊24機、来年1月ごろにEA18Gグラウラー電子戦機6機とC2輸送機2機、5月ごろにFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機の2部隊24機が移る。

移駐完了後、米軍機の機数は倍増し約120機になり、軍人、軍属とその家族ら約3800人が増えて、基地全体で1万人余になる。航空機騒音の増加や事件、事故が増えるのではと懸念されている。
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