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3カ月ぶりやや改善 7月景気、小売り明るい兆し
2017年8月10日(木)掲載
民間信用調査会社の帝国データバンク山口支店は、7月の山口県の景気動向調査結果をまとめた。県内企業の景況感を基に算出した指数、景気DI(判断の分かれ目は50)は47.7で前月比0.7ポイント増となり、3カ月ぶりに改善した。全国順位では18位(6月は16位)となった。

規模別DIは、大企業が同1.3ポイント減の50.0と悪化したが、中小企業が同1.0ポイント増の47.3、小規模企業が同2.9ポイント増の46.8と改善。小規模企業は3カ月ぶりに改善した。業界別DIは、建設が同1.3ポイント増、製造が同1.5ポイント増、小売りが同11.1ポイント増、運輸・倉庫は同7.2ポイント増といずれも改善。中でも小売りは18カ月ぶりに改善した。金融、不動産、サービスは横ばいで、卸売りは同2.1ポイント減と悪化した。

先行き見通しDIは、3カ月後が48.7(前月同)、半年後が47.8(同48.7)、1年後が48.7(同48.1)となり、半年後を除く2指標で前月同値または上回った。

同支店は「小売りが18カ月ぶりに改善するなど消費に明るい兆しが出始めた。一方で、県内は深刻な人材不足が続き先行きを不安視する声も根強い。当面は建設や運輸・倉庫など構造的に人手不足の業界動向が注目される」と分析する。

調査はインターネットを使って7月18〜31日に実施し、県内の中小・小規模企業を中心に対象194社のうち93社が回答した。
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