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故・吹田ナ氏お別れ会 山口市で1300人、田布施町でも
2017年8月12日(土)掲載
吹田ナ氏の遺影が飾られた祭壇の前で、遺族を代表してあいさつを述べる長男の栄氏=11日、山口市
6月に90歳で死去した自民党などの元衆院議員で、自治相兼国家公安委員長を歴任した吹田ナ氏のお別れの会が11日、山口市中央の市民会館で開かれた。政財界の関係者、市民ら約1300人が参列し、故人の冥福を祈った。自民党山口県連、県議会、県土地改良事業団体連合会、吹田家の主催。

実行委員長を務めた安倍晋三首相をはじめ、県議会の柳居俊学議長、自民党県連会長の岸信夫衆院議員、村岡嗣政知事、県土地改良事業団体連合会会長の北村経夫参院議員が追悼の言葉を述べた。

安倍首相は、祖父・岸信介元首相や父・安倍晋太郎元外相の政治活動を支えるなどした生前の吹田氏に思いを巡らせ、「先生は最後まで日本のあるべき姿と、ふるさとの大切さについて情熱を持って語り、生涯『ふるさと政治家』であり続けてこられた。愛するふるさとでお休みください」と述べた。

遺族を代表し、長男の栄氏が「戦後復興という多難な時代から政治に携わってきた父は人一倍努力家だったと思う。父の教えを守り精進していきたい」とあいさつ。参列者たちは祭壇前の献花台に白菊を供え、在りし日をしのんだ。

吹田ナ氏をしのび献花する出席者=11日、田布施町
■出身地田布施町でも400人しのぶ
吹田ナ氏の出身地、田布施町では11日、町主催のお別れの会があり、町民ら約400人が名誉町民だった吹田氏をしのんだ。

遺族を代表して長男の栄氏が「父は愛する田布施町の皆さんに思いをはせていた」とあいさつ。長信正治町長は「町は大きな支柱を失ったが、田布施のために全力を尽くす。これからも遺族、町民を守ってください」と追悼の言葉を述べた。出席者は献花して別れを惜しんだ。
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