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出征兵士の人生に思いはせ 防府市で800人の写真展示
2017年8月12日(土)掲載
三坂神社に寄せられた防府出身の出征兵士の写真約800枚が並ぶ=11日、防府市
戦時中から奉納されたままの出征兵士の顔写真を紹介する展示が11日、防府市戎町の市地域交流センター・アスピラートで始まった。日中戦争や太平洋戦争時に「弾除(たまよ)け神社」としてあがめられた山口市徳地岸見の三坂神社に寄せられた防府出身の兵士の写真約800枚が並ぶ。13日まで。

同神社には戦時中、家族らから全国の兵士の写真約2万枚が寄せられた。展示では、学生服や軍服姿の精悍(せいかん)な表情とともに、それぞれの出身町名と名前を添えている。写真を家族の元に届ける手掛かりになればと、新日本婦人の会防府支部などが主催し2年ぶり3回目。これまで30枚以上が返還されたという。

支部長を務める福江博子さん(74)=山口市華浦=は「返還も目的だが、一枚一枚を通して若者が命を落とした戦争の現実も知ってほしい」と話している。

「赤紙」と呼ばれる召集令状や千人針などの遺品、原爆の悲惨さを訴える展示もある。午前10時〜午後5時(13日は午後4時まで)。
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