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復活デゴイチ見に来て 山口・阿東の市民団体、ペン画の看板設置
2017年8月13日(日)掲載
国道9号沿いに立つデゴイチの看板と原画を描いた柴崎友宏さん=山口市
山口市阿東地域を拠点にJR山口線沿線の活性化に取り組む市民グループ、船平山鉄道親交会(佐藤智道会長)は、44年ぶりに山口線に復活する蒸気機関車「デゴイチ」を歓迎する看板を同市阿東徳佐下の国道9号沿いに設置した。

看板は縦85センチ、横150センチ。山口線で11月に復活運転を始めるD51形200号機と、1973年に山口線を最後に走った「さよならデゴイチ号」のイラストに、「撮影はマナーを守って」のメッセージを添えた。イラストの原画は、会員の柴崎友宏さん(29)がペンだけで縦横と斜めの線を重ねて濃さを微妙に変え、約半年かけて完成させた。

柴崎さんはJR西日本の電車の運転士。山陽線や宇部線で乗務している。祖父が国鉄に勤めていたこともあり、子どものころからSLが好きだった。7月に行われたデゴイチの試運転を見て「力が有り余っていて楽々と走っている」と感じたという。「SLはアナログのかたまりで、個体差があり見ていて面白い。部品が入り組んでいる部分は描きごたえがある。山口線に目を向けてもらえるようになれば」と復活運転開始に期待を込める。

同会は、第4回あとう鉄道フェスタを27日午前9時から、同市阿東徳佐中の市阿東地域交流センターで開く。小型無人機「ドローン」でSL「やまぐち」号を撮影しライブ中継。柴崎さんのSLペン画を展示する。

子ども向けの「鉄道検定」や鉄道にちなんだ楽曲の演奏会もある。九州北部豪雨の被災地支援のため、会場で寄付を呼び掛ける。

入場無料。問い合わせは同会(電話083・957・0637)へ。
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