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わが町、歴史で役割 美祢青嶺高で文化財講座
2017年9月7日(木)掲載
長登銅山文化交流館の池田善文館長の講演を聞き、美祢の歴史について学ぶ美祢青嶺高の生徒=6日、美祢市
県教育委員会の「学べる!文化財講座」が6日、美祢市大嶺町東分の美祢青嶺高校(木村香織校長、242人)であり、生徒たちが同市の歴史について学んだ。

同市の長登銅山文化交流館の池田善文館長が、「美祢の歴史〜長登銅山と大田絵堂戦」をテーマに講演。長登銅山と大田絵堂戦が日本の歴史上で果たした役割を話した。

長登銅山は日本最古の国営銅山で、採掘された銅は奈良の大仏や古代の貨幣、和同開珎などに使われたことを説明。「ならのぼり」がなまって長登の地名となったことや古代銅製錬の技法なども紹介した。

現在の美祢市美東町で起こった長州藩の内乱、大田絵堂戦は、高杉晋作や伊藤博文など改革派の諸隊が萩政府軍に勝利したことで、長州藩が倒幕にかじを切り、明治近代国家の誕生につながったと強調。「大田絵堂戦に関わった人はその後もさまざまな分野で活躍している。地元として誇りに感じていいのでは」と呼び掛けた。

同講座は地域の文化財に関する講座を通して、ふるさとへの誇りと愛着を持ち、主体的に社会参画できる意欲を育もうと、県教委が実施している。
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