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8月県内企業の景気DI、2カ月ぶり悪化 帝国データ
2017年9月8日(金)掲載
民間信用調査会社の帝国データバンク山口支店は、8月の県の景気動向調査結果をまとめた。県内企業の景況感を基に算出した指数、景気DI(判断の分かれ目は50)は46.7で前月と比べ1.0ポイント低下し2カ月ぶりに悪化した。全国順位では29位で、7月の18位から後退した。

規模別DIは、大企業が同1.1ポイント上昇の51.1と好調を維持しているものの、中小企業が同1.5ポイント低下の45.8、小規模企業が同2.6ポイント低下の44.2と悪化した。

業界別DIは、建設が同3.3ポイント低下、製造が同4.2ポイント低下、運輸・倉庫は同2.4ポイント低下といずれも悪化。金融、不動産は横ばいで、卸売りは同1.9ポイント上昇、小売りは同5.6ポイント上昇、サービスは同3.7ポイント上昇と改善した。 

先行き見通しDIは、3カ月後が48.7(前月同水準)、半年後が46.2(前月47.8)、1年後が48.1(同48.7)となり、3カ月後を除く2指標で前月を下回った。

同支店は「小売りのDIが50台に達するなど消費に明るい兆しがあるが、小規模の製造企業からは『大手の好況が末端に回らない』といった声が聞かれるなど中国5県ではやや回復の波に遅れている印象がある」と指摘。「今後も中小企業の景気の波及しやすい建設関連や設備投資需要に活況感が見られなければ一進一退の状況が続く」と分析する。
 
調査はインターネットで8月18〜31日に実施し、県内の中小・小規模企業を中心に対象194社のうち87社が回答した。
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