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オスプレイ岩国到着、緊急着陸大分から
2017年9月9日(土)掲載
大分空港から米軍岩国基地に到着したオスプレイ=8日、米軍岩国基地
8月29日に米軍岩国基地(岩国市)から所属する沖縄・普天間基地に帰還中、エンジントラブルで大分空港に緊急着陸した米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイは8日午前10時35分ごろ、同空港を離陸し、約15分後に岩国基地に到着した。

オスプレイは岩国基地南側から侵入、着陸し、基地北側の駐機場に向かった。駐機場で普天間に帰還するため調整している。帰還時期は未定という。

オスプレイの岩国飛来に反対する住民団体の松田一志代表は駐機場のオスプレイを見ながら「トラブルを起こしたオスプレイが再飛来することに怒りを覚える」と憤慨していた。

福田良彦市長は「今回は何事もなく安堵(あんど)している。安全対策には万全を期してもらいたい」としている。

米側は防衛省に対し、パイロットはエンジン系統の警告表示を受け、通常の手順に従い(大分空港に)緊急着陸を行った。原因は解析中▽機体の徹底的な安全点検を実施した。6日に左右のエンジン交換が完了し、地上でテストを行った▽徹底した安全点検の結果、問題ないと判断された場合、岩国基地へ向かう―などと説明していた。

中国四国防衛局から「岩国基地に向かう」との連絡を受けた岩国市は「機体整備や安全点検の徹底など万全の安全対策を講じ、飛来にあたっては海上飛行を徹底し、市街地上空を飛行しない」ことなどを米側に要請するよう求めた。同局は「住民に不安を与えることのないよう、米側に安全管理に万全を期すよう求める」と回答したという。

山口県と岩国市など2市2町でつくる山口県基地関係県市町連絡協議会も同局に対し、同様の要請を行った。
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