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楽桟敷で民俗芸能 長門の赤崎神社
2017年9月12日(火)掲載
赤崎神社楽桟敷で楽踊を披露する保存会関係者ら=10日、長門市
赤崎まつりが10日、長門市東深川の赤崎神社一帯であった。国の重要有形民俗文化財に指定されている自然の地形を利用した観覧席「赤崎神社楽桟敷」で民俗芸能が奉納された。

本殿祭の後、地元保存会が「楽踊」や「湯本南条踊」などを披露。来場者は観覧席で踊りを見守ったり、写真を撮ったりして楽しんだ。同まつり実行委員会の五十嵐徹さん(67)は「天気も良くて例年より人出が多かった。時代に合わせながらみんなで祭りを守っていきたい」と話した。

慶長元(1596)年、牛馬の病気が大流行し、村人が農業の守護神をまつる同神社に祈願。病気が終息したことを感謝し、各地の踊りを奉納したことが祭りの始まりとされる。「十日まつり」で親しまれている。

楽桟敷は江戸時代中期ごろに奉納芸能の観覧席として構築。スタンドの最も高いところまで音声が明快に聞き取れ、珍しい自然の劇場とあって高く評価されている。
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