山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

周南の伝統野菜「とっくり大根」のイメージキャラ完成
2017年9月29日(金)掲載
完成したとっくり大根のイメージキャラクター「ラディくん」のマスコットを持つ渡辺竜美代表=27日、周南市
周南市福川地区で栽培される伝統野菜「とっくり大根」のイメージキャラクターが完成した。名前は英語のラディッシュ(大根)からとった「ラディくん」。住民グループ「福が輪プロジェクト」(渡辺竜美代表、8人)が特産品をPRし、同地区を活性化させようと製作した。

とっくり大根は、とっくりのように上部が細い大根。2000年には農家12軒が作っていたが、高齢化のため2軒に減少。現在は8アールで約1600本を生産し、全てを漬物「とっくり沢庵(たくあん)」に加工し出荷している。

今年7月に結成した同グループが特産品を通して福川を盛り上げようとキャラクターを考案。マスコットやキーホルダー、Tシャツなどを作った。地区内の公共・民間施設や商店などに活用を呼び掛けていく。

同グループは27日、同市福川南町の新南陽ふれあいセンターで、住民ら約30人にラディくんをお披露目。とっくり大根農家の田中栄作さん(77)が栽培方法や特徴を紹介した。会合では「着ぐるみを作ってイベントで使えばいい」「取り組みを継続させないといけない」などの意見を交わした。

渡辺代表(52)は「とっくり大根は後継者を確保し残していかないといけない地域の財産。ラディくんが福川を盛り上げる起爆剤になれば」、田中さんは「地域全体で盛り上げてくれるのはうれしい。これからも一生懸命とっくり大根を作りたい」と話した。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp