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歴史教科書巡るはがき送付 防府市長に説明求める決議−市議会
2017年9月30日(土)掲載
防府市の松浦正人市長が複数の中学校に特定の歴史教科書の採択中止を求めるはがきを送っていた問題で、市議会は29日の定例会最終本会議で、市長に説明を求める決議案を賛成多数で可決した。

決議は「行政に対する不信や教育現場の混乱を招く」などと指摘し、信頼回復のため「議会への丁寧な説明を強く求める」とした。決議案は賛成14、反対9で可決。市長が過去、詐欺罪などで起訴された森友学園の籠池泰典前理事長側に寄付していたことについても、説明を求める。

定例会終了後に松村学議長が松浦市長に「議会の意思なので、真摯(しんし)に受け止めてほしい」と述べ決議書を提出した。

松浦市長は報道陣の取材に「説明責任は定例会見で果たしてきた」との認識を示した一方、「議会の一つの意思として受け止める。12月議会で答えられる範囲で答える」と述べた。

市長は25日の定例会見で、数年前に自身の事務所に届いた、従軍慰安婦問題に言及した歴史教科書の採択中止を呼び掛けるはがきに賛同、県外の中学校宛てに送ったことを明かし、「個人的な意思として送らせていただいた。(教科書は)『反日極左』と感じた」と述べていた。
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