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千手観音像を特別公開 下関・三恵寺
2017年10月2日(月)掲載
特別に公開されている千手観音菩薩立像=1日、下関市
下関市の川棚温泉を発見したとされる怡雲(いうん)和尚にゆかりのある下関市豊浦町川棚の三恵寺(石城雅法住職)で1日、県の文化財に指定されている本尊、千手観音菩薩立像の特別公開が始まった。本来は70年に1度の開帳だが、本堂の大規模改修工事の完了を記念して15日まで公開される。

落慶法要が営まれ、檀家(だんか)や信者、観光客ら約200人が参列した。法要後に千手観音像が開帳されると、訪れた多くの人が手を合わせ、写真を撮るなどしていた。

同寺によると、寺は東大寺の2代目、実忠和尚が創建したとされる。長門三十三観音の二十六番札所として古くから庶民の信仰を集め、千手観音や石仏のぼけ封じ観音が祭られていることから、多くの参拝者が訪れる。

本堂は1952年の改修で現在の形になったが、経年劣化で柱が傾き、雨漏りなどの不具合も発生するようになったため大規模改修を決定。今年1月から工事を進めてきた。千手観音像は37年、2007年に開帳され、次の開帳は77年の予定だった。
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