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UBEビエンナーレ 大賞は韓国出身の金さん
2017年10月2日(月)掲載
宇部市賞を受賞した「リメンバー宇部」と作者の金さん=1日、宇部市
第27回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)が1日、宇部市の常盤公園で始まった。市などの主催で11月26日まで。大賞の宇部市賞は、韓国出身で東京都八王子市在住の彫刻家、金景●(日へんに民攵)さん(45)が水の音と空間をコンセプトに制作した「リメンバー宇部」が受賞した。

外国出身の女性が宇部市賞を受賞するのは初めて。金さんはステンレスを加工し、空間に合わせた水の動きを創造した。以前に訪れた常盤公園の魅力的な風景と宇部市の人々のエネルギーを思いながら制作し、堅い金属で水のやわらかさを表現。「これから訪れる皆さんも宇部市を記憶してほしいという意味をタイトルに込めた。市民に愛される作品になれば」と語った。

2年に1度のUBEビエンナーレは国内最大級の野外彫刻公募展。今回は29カ国から模型作品277点の応募があり、昨年10月の1次審査で実物制作に指定された18点が野外彫刻としてUBEビエンナーレ彫刻の丘に登場している。9月30日の2次審査で宇部市賞などの入賞作品が決まった。市民賞は会期中に来場者の投票で決定する。

1日は記念アーチのリボンオープンや彫刻をテーマにしたダンスの披露があった。開会式で久保田后子市長は「まちじゅうアートフェスタという市全体でアートを楽しむ取り組みもスタートした。アートでつながり、広がり、人もまちも元気になれば」と述べた。
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