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日本画家・中村麻美さん原画展−萩
2017年10月2日(月)掲載
描き下ろしの新作と作者の中村麻美さん=1日、萩市
日本画家、中村麻美さんの原画展「松陰先生と伝えたい日本の心」が1日、萩市今魚店町の熊谷美術館で始まった。展示替えをはさみ前期が29日まで、後期は11月1日から同30日まで。

日本武道館発行の月刊「武道」の表紙絵と解説文をまとめた「伝えたい日本の心」に掲載した偉人たちの原画30点を展示。吉田松陰や良寛、千利休、本居宣長らが並んでいる。

開会式典に中村さんも出席し、9月25日に完成したばかりの50号新作「松陰先生と夏橙」がお披露目された。「22〜23歳ごろの松陰先生をイメージして描いた」と中村さん。夏ミカンをそばに置いて、くつろいだ中にも何か考え事をしている姿を表現してみたという。

中村さんは三重県出身で津田塾大卒。歴史ものや武人などを描いた独特のタッチの日本画で知られ、「武道」の表紙絵をはじめ雑誌、新聞などで歴史上の人物の挿画も手掛けている。原画展では、2012年から13年にかけて山口新聞などに連載された小説「吉田松陰 大和燦々」の原画40点も展示している。

熊谷美術館の江口伊織理事長は「作品を初めて見たとき、その清らかさに心を打たれた。萩の市民や萩に来られた人たちにぜひ見てほしい」と話した。

入場料は大人千円、高校生以下は無料。問い合わせは熊谷美術館(電話0838・22・7547)へ。
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