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菊川をもっと元気に 地域おこし協力隊、柴田さん抱負
2017年10月3日(火)掲載
地域おこし協力隊員に着任した柴田勝康さん=2日、市役所
下関市は、初となる地域おこし協力隊員に大阪府守口市出身の柴田勝康さん(42)を任命し2日、市役所で着任式があった。菊川町に移住し、和牛飼育を中心とした農作業全般や情報発信などに取り組む。

任命は1日付。柴田さんは大阪府の高校を卒業後、府内の病院で20年以上事務職を務めた。その傍ら高校1年のとき始めたラグビーに打ち込み、昨年夏ごろから「体を動かした仕事が合っているのでは」との思いが高まったという。もともと農業に関心があり、菊川町での活動内容に引かれ、応募を決めた。

市非常勤職員として、菊川町の山間部に立地する樅(もみ)の木、道市、轡井(くつわい)の3地域で主に活動する。同地域で地域おこしに取り組む「貴和の里につどう会」と連携し、後継者不足などで農地周辺に広がる耕作放棄地の解消に向けた和牛の放牧や、ホームページ制作などで地域の情報発信を後押しする。

前田晋太郎市長は「勇気を出して下関に飛び込んでくれてうれしく思う。地域の方々と連携し、菊川地区を元気にしてほしい」と、柴田さんに任命書を手渡した。柴田さんはラグビー界の言葉「ワンフォーオール、オールフォーワン(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」を引用し、「地域の方々と緊密な関係を築きたい」と決意を語った。任期は1年で、最長3年間まで更新できる。

市は本年度から同協力隊の制度を導入し、菊川、豊田、豊北、内日の4地区で各1人を7月に募集。豊北は来年4月に着任予定で、豊田と内日両地区は募集を続けている。
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