山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

循環ワゴンの実証開始 防府市が公共交通機関を補完
2017年10月4日(水)掲載
実証運行を始めた「まちくるワゴン」。防府駅北側の市街地を二つのルートで循環する=3日、防府市
防府市は、JR防府駅北側の市街地を循環するワゴン車「まちくるワゴン」の実証運行を始めた。鉄道や路線バスなどの公共交通機関を補完するのが目的で、11月まで運行し利用状況を調べる。

駅北口の東側を発着点に東回りと西回りの二つのルートがあり、路線バスとルートが重ならないように設定し、停留所の間隔も短くした。平日のみの運行で、1日各8便。停留所は病院や商業施設を中心に計延べ30カ所ある。料金は1乗車200円(小学生以下と障害者は100円)で、1日乗り放題券は500円。

同市栄町の主婦(50)は、防府駅から約1キロ離れた市文化福祉会館に向かうため、3日に初めて乗車。これまで両手に荷物を抱えながら歩いていたといい「近くでも雨が降ると困るし、荷物もあって大変。料金も安く、とても助かる」と話した。

市が本年度内の策定を目指す「地域公共交通網形成計画」の一つ。ワゴン車は乗客定員9人で2台あり、市内のタクシー事業者が運行する。事業費は約300万円。市は利用状況をまとめ、各停留所近くの住民にもアンケートを行い、本格導入を検討したいとしている。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp