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秋季中国高校野球 下関国際、準V
2017年11月6日(月)掲載
サヨナラ打を浴び悔しさをにじませる下関国際の捕手の品川とリリーフした吉村(9)=広島県尾道市のしまなみ球場
秋季中国地区高校野球大会は5日、広島県尾道市のしまなみ球場で決勝があり、下関国際は11−12でおかやま山陽(岡山)に敗れ、初優勝は果たせなかった。

第90回記念の来春の選抜大会には中国地区から一般選考で3校が選出されるため、下関国際の出場はほぼ確実となっている。

■延長サヨナラ負け 最大9点リード守れず
下関国際は最大9点をリードしながら、終盤におかやま山陽の猛攻を止め切れず延長10回サヨナラ負け。主将の浜松は「受け身になり最後に自滅してしまった。悔しい」と肩を落とした。

序盤は下関国際がペースを握る。初回、鶴田や川上の適時打など打者11人の攻めで5得点。七回には相手投手の制球難を逃さず、3安打で6点を加え、優勝をぐっと引き寄せた。

しかし、今大会を一人で投げ抜いてきた主戦鶴田が終盤につかまる。「球が走っていない」。甘く入った直球を次々に弾き返され、徐々に詰め寄られると、堅守を誇る内野陣にほころびが。「全員足が動いていなかった」(浜松)。守備範囲の痛烈な打球を防げずに適時打とされる場面が目立ち、最後はリリーフした吉村がサヨナラ打を許した。

「中国大会優勝を目標に戦ってきたので、決勝まで来たことをほめたい」と坂原監督。「夏まではほぼ全て監督の指示で動いていたが、守備位置や相手投手の癖を伝え合うなど、主体性が出てきた」と選手たちの成長に手応えをつかんだ。

鶴田は「この試合を強くなるきっかけにしたい」、浜松は「冬場に全ての面でレベルアップし甲子園で勝てるチームになりたい」と前を向く。今夏の聖地での敗戦をバネに決勝まで勝ち進んだ下関国際。屈辱の逆転負けを糧に、さらなる飛躍を目指す。
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