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山口市内で交通死亡事故多発 初の非常事態宣言
2017年11月7日(火)掲載
薄暮時のパトロール出発前に、のぼり旗を掲げて整列する山口南署員ら=6日、山口市
山口市内で交通事故による死者数が2010年の合併後最多の16人となったことを受け、市交通安全対策協議会(会長・渡辺純忠市長)は6日、市内に「交通死亡事故多発非常事態宣言」を初めて出した。期間は来年1月3日まで。今年7回目となる交通死亡事故多発警報も出した。

宣言は「極めて憂慮すべき事態」とした上で、亡くなった人の約7割が65歳以上の高齢者だったことから、高齢者が関与する交通事故のさらなる増加を懸念。市民が当事者意識を持って交通ルールの順守や十分な安全確認を実施するなどの交通死亡事故防止に取り組むよう求めている。

山口南署は非常事態宣言を受け6日、パトロール隊の出発式を開いた。署員や市職員ら約10人が事故抑制に気持ちを新たにし、管内の街頭指導に出発した。

長尾安文署長が「明るい服装や反射材の着用、車のライトの小まめな切り替えを呼び掛けてほしい」と激励。参加者は交通安全のぼり旗を掲げて整列した後、パトカーや広報車に乗り込んだ。

市内では5日に2件の交通事故で高齢女性2人が死亡し、今年の交通事故死者数が前年同期より8人多い16人となった。うち65歳以上の高齢者が11人を占めている。
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