山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

立冬過ぎ、冬支度急ぐ 錦帯橋で松のこも巻き−岩国
2017年11月8日(水)掲載
錦帯橋河畔の槍倒しの松にこもを巻く担当者=7日、岩国市
立冬の7日、岩国市の名勝・錦帯橋の河畔や吉香公園内で松のこも巻き作業が始まった。立冬前後に行う恒例の冬支度で、冬近しを告げる風物詩となっている。

公園の管理を市から委託されている造園業者の担当者2人が、錦帯橋横山側料金所そばにある樹齢約50年の「槍倒しの松」から作業を始めた。

こもは縦1.18メートル、横1.8メートル。地面から高さ約1.5メートル付近の幹に二つ折りにして巻き付け、わら縄で手際よく巻き付けた。河畔や公園のクロマツ約200本に3日程度かけて巻きつける。

こも巻きは松の葉を食い荒らすマツケムシをこもの中で越冬させ、春の啓蟄(けいちつ)の頃に取り外して焼き払い駆除する。担当者によると、近年の温暖化でマツケムシがこもで越冬しなくなり、こもはずしのときに姿を見かけることはほとんどないという。

マツケムシの被害を受けるクロマツもあるため、市公園みどり課は5年間隔で樹幹注入剤による予防対策を実施している。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp