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防府・富海の市有3世代住宅 13日から入居募集
2017年11月8日(水)掲載
市有3世代住宅の建設予定地。奥が富海小・富海中、右側が富海保育所=7日、防府市
防府市は富海地区で建設を進めている市有3世代住宅2戸について、入居者の募集を13日から始める。人口減少が著しい中山間地域で多世代家族を増やし、地域活性化につなげるモデルケースを目指す。市によると、3世代世帯に限定した市有住宅は全国的に珍しく、県内では初めて。

住宅は国道2号近くに位置し、富海小学校と富海中学校、富海保育所がそばにある。敷地面積は約2800平方メートル。2戸はそれぞれ異なる構造で、二つの玄関を備えた2世帯型(3LDK・1LDK)は家賃6万円、完全同居型(5LDK)は家賃5万円。いずれも家賃に駐車場代3台分が含まれる。

11月に入って着工し、来年2月の完成、同3月の入居開始を予定する。総事業費は約1億3500万円。

入居資格は、14歳以下の子どもを含む直系親族の3世代以上で構成する世帯で、子どもは地元の小中学校に通うことなどが条件。世帯の最年少者が15歳になるまで居住でき、条件を満たせば3年間延長できる。申し込みは12月22日まで。子どもの人数などを考慮し年内に入居者を決める。

市は来年度以降に計4戸の建設も計画している。市建築課は「教育環境も整い、海や山など自然も身近な土地柄。多世代で定住してもらうモデルにしたい」と話している。

3世代住宅の整備は2015年度に策定した「市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の事業の一つで、富海地区を地域創生のモデル地域に設定。家庭内の教育力向上や子育て環境の充実などを図るとし、既に行われている小中学校の一貫教育とともに取り組みの柱に位置付ける。

問い合わせは同課(電話0835・25・2390)へ。
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