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美祢で来島又兵衛特別展 新資料50点並ぶ
2017年11月9日(木)掲載
来島又兵衛に関する新資料を説明する蔵本隆博さん=美祢市
美祢市と関係が深い幕末の志士、来島又兵衛(1817〜1864年)に関する新資料を公開する特別展が、同市大嶺町東分の市歴史民俗資料館で開かれている。旧来島家に残っていた書簡や日記など約50点を展示。2018年7月1日まで。

旧来島家のふすまの下張りとして使われていた書簡や日記などを市教委が譲り受け、市文化財保護審議会副会長の蔵本隆博さん(68)に調査を委託。特別展は下張りを剥がして調べた資料の一部を公開している。

来島が江戸勤務時に書き残した日記や来島に届いた手紙などを展示。日記には洋式銃の訓練をしたことや震災で被害を受けた藩邸の修復に追われたことなど幕府や藩の動き、自身の公務が書かれている。来島家が所有していた書物の一部も見つかり、来島家の教育を垣間見ることもできる。蔵本さんは「日記などから分かる来島の人柄を感じていただければ」と話している。

来島は結婚を機に1837年、現在の美祢市へ移住。幕末の動乱期に長州藩の要職を務め、同藩と幕府軍が京都で争った蛤御門の変で自刃した。

同資料館の入場料は小中学生50円、高校生以上100円。12日までは特別展開始記念で無料。18日午前11時からと午後2時からは、蔵本さんによる説明会・ギャラリートークがある。問い合わせは同資料館(電話0837・53・0189)へ。
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