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宇宙飛行士、油井さん 上宇部中で講演
2017年11月10日(金)掲載
上宇部中の生徒の質問に答える油井亀美也さん=9日、宇部市
国立研究開発法人・宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士、油井亀美也さん(47)が9日、宇部市沼の上宇部中学校(師井浩二校長、442人)で講演した。生徒らに国際宇宙ステーション(ISS)での活動などを紹介しながら「夢に向かって継続的にやっていくことが大切になる」と呼び掛けた。

油井さんは、2015年7月から142日間にわたりISSに滞在。ロボットアームで無人補給機を捕捉したり、さまざまな実験に取り組んだりした。

かつて航空自衛隊に所属し、防府市で訓練したことを明かし、「初めて1人で飛行機を飛ばしたのは山口の空だった」と回顧。自衛隊での約20年間の活動を経て、子どものころからの夢をかなえて宇宙飛行士となった経験から「新しいことをやるチャンスがあるならとりあえずやってみることを勧める。何ができるかではなく、何が好きなのかで目標を決めて頑張ってほしい」と語り掛けた。舞台を降り、生徒の間近で質問にも答えた。

講演会は宇部かたばみライオンズクラブが山口大、市教育委員会と連携して開催。油井さんと同大の三浦房紀副学長による対談もあり、同大の河村建一客員准教授が司会を務めた。生徒や地域住民ら約650人が耳を傾けた。
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