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コンビナートなど地震被害想定 下松で17機関240人訓練
2017年11月11日(土)掲載
負傷者を救出する訓練に取り組む参加者=10日、下松市
地震によるコンビナートなどへの被害を想定した総合防災訓練が10日、下松市東豊井の東洋鋼鈑下松事業所であった。県石油コンビナート等防災本部(本部長・村岡嗣政知事)の呼び掛けで、同事業所や行政、消防など17機関の計約240人が参加した。

下松市で震度6強の地震が発生し、同事業所内で大型タンクローリーと乗用車が衝突し、タンクから軽油が流出、車内の2人が負傷し閉じ込められたとの想定。参加者たちは漏れ出した油が海に流れないよう土のうを積んだり、救助のため工作器具を使って車のドアをこじ開けたりして、有事の際の対応と関係機関との連携を確認した。

海上では、徳山海上保安部の巡視艇など計8隻が出動し、貨物船から海に落ちた船員の救出や海上に流れた油の回収作業などの訓練も行った。

本部長代理の村田友宏県危機管理監は「関係機関の皆さんも一生懸命取り組んでいただき、おおむね予定通りできていた。こうした訓練を重ね、問題点をあぶり出して、もしもの事態に備えていきたい」と話した。
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