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大地震で救助、実践訓練 県警広域緊急援助隊−周防大島
2017年11月11日(土)掲載
大規模地震の救助訓練で、けが人を2階から搬出する県警広域緊急援助隊警備部隊の隊員ら=10日、周防大島町
県警広域緊急援助隊警備部隊の訓練が10日、周防大島町久賀の旧周防大島幹部交番であった。8日から続く合宿訓練の集大成で、部隊員となって2年未満の若手を中心に約20人が解体予定の施設の床に穴を開けるなどして、けが人を救助した。

周防灘沖で大規模地震が発生し、町内で最大震度6弱を観測。鉄筋コンクリート造りのビルの1階部分が崩落し、内部に人が取り残されているという想定で実施した。

部隊員らは床に小さな穴を開け、カメラで階下のけが人を確認。コンクリ片が落下しないよう固定しながら電動ハンマードリルやエンジンカッターで三角形の穴を開けて進入し、右足を負傷して動けなかった男性1人を引き上げた。男性に絶えず声を掛けて安心させながら、ロープを使って2階の窓から搬出した。

同部隊は大規模災害発生時に救出救助活動の中核を担っている。早野彰宏巡査長(29)は「訓練で現場での応用力が付いた」、石原良基巡査長(26)は「災害発生時にはいち早く駆けつけて要救助者を救いたい」と話した。
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