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山口・徳地「森林セラピー基地」10周年 四角さん講演
2017年11月14日(火)掲載
自分のペースで楽しむ山歩きの魅力を語る四角友里さん=12日、山口市
山口市徳地地域の「森林セラピー基地」のグランドオープン10周年を記念した講演会が12日、同市徳地船路の国立山口徳地青少年自然の家で開かれた。市と森林セラピー山口森の案内人の会(湯川忠彦会長)の主催、山口新聞社など後援。

「山スカート」を広め、登山ブームの立役者となった東京都在住のアウトドアスタイルクリエーター、四角友里さん(37)が講演。登山愛好家ら約130人が熱心に耳を傾けた。

運動が不得意で高所恐怖症という四角さんは、必ずしも山頂を目指さず、自分のペースでゆっくり歩くことで山歩きを楽しんでいることを写真を交えて紹介。「険しい山に登れるわけではないが、自分のペースを知ることで長く歩き続けられるようになった。自然に触れる瞬間を長く味わうことを目標にしている」と話した。

海外でトレッキングをした際、着替えに便利で機能的な山スカートを知り、海外から取り寄せて研究を始めたエピソードも紹介。「歩くことは木が根を張るのと同じ。木と会話し、心をたくさん動かして山歩きを楽しんでほしい」と呼び掛けた。

聴講した光市の女性(56)は「山頂を目指すだけではなく、時間をかけて自然を楽しむ温かい気持ちが伝わった。嗅覚など五感を使ってゆったりと景色を楽しんでみたい」と話した。

徳地地域は森林の癒やし効果を健康づくりに生かす森林セラピー基地に2006年に認定され、07年4月にオープンした。
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