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宇宙監視レーダー設置計画 山陽小野田の海自施設跡地に
2017年11月14日(火)掲載
防衛省がレーダーの設置を計画している海上自衛隊山陽受信所跡地=山陽小野田市
防衛省は山陽小野田市埴生の海上自衛隊山陽受信所跡地に、宇宙ごみや不審な人工衛星を監視するレーダーの設置を計画している。21日に住民説明会を開く。

中国四国防衛局によると、レーダーは役割を終えた人工衛星やロケットの一部などの宇宙ごみ、不審な衛星の動きを航空自衛隊が監視し、主に日本の静止衛星の安全利用を確保する宇宙監視システムの設備。約44億円をかけてシステムを構築し、2023年度の運用開始を目指す。

レーダーの設置場所は、日本の静止衛星と周辺を効率よく監視するために東経126〜136度の範囲で防衛省が管理する土地を調査して選定。住宅地から離れていて、遮蔽(しゃへい)物や天候の影響が比較的少ないことなどから、レーダーの性能を十分に発揮できるとして同受信所跡地を選んだ。

跡地は面積約13万4320平方メートル。1994年5月から岩国航空基地の対潜哨戒機と陸上間の通信のために運用していたが、施設の統廃合によって2010年3月で停止した。

住民説明会は21日午後7時から埴生公民館で開催。中国四国防衛局の担当者が計画を説明する。市は自治会を通じて埴生小学校区の約1500世帯に説明会のチラシを配布している。
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