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競 泳
男子200メートル自由形5位の岡本拓巨(野田学園)
県勢5人が6種目で入賞
2014年8月21日(木)掲載
全国高校総体は20日、後期開催の水泳が終了した。県勢は競泳に男女合わせて23人が出場、過去5年では最も多い、5人が6種目で入賞する活躍を見せ、今大会の全競技の合計入賞数を30種目まで伸ばした。

入賞の内訳は、5位2種目、6位2種目、7位1種目、8位1種目。表彰台にはあと一歩届かなかったが、実績のある選手が確実に決勝へと駒を進め、入賞を確保した。

最上位の5位だったのは、女子200メートル背泳ぎの川崎涼夏(下関南)と男子200メートル自由形の岡本拓巨(野田学園)。川崎は100メートル背泳ぎでも6位に入賞、大会前のランキングでは入賞ライン上だったが、予選も含め全4レースで自己新記録を出すなど大会を通じて好調さが光った。

岡本は1年生ながら表彰台にあと一歩と迫った。今季、春先は調子が上がらなかったが今大会では本来の泳ぎを取り戻し、200メートルは自己新記録。秋の国体を含め、今後は県競泳陣のエースとしての活躍が期待される。

200メートル個人メドレーの芦村優奈(高水)は3回目の挑戦で見事に決勝進出。今回の入賞をきっかけに次はさらに記録を伸ばしてほしい。昨年、50メートル自由形で入賞した福重浩太(西京)と藤津加奈子(響)は今年も入賞を確保。決勝では納得のいく順位ではなかったが、上位争いは混戦なだけに今後の大会で更なる飛躍を期待する。

競泳の入賞数6種目は今回の全国総体で県勢が参加した競技で最も入賞数が多かった。山口国体から活躍を続ける3年生が最後の全国総体で存在感を感じるとともに、岡本ら新たな世代に期待を抱かせる4日間だった。

 
競 泳
【女子200メートル背泳ぎ・決勝】自己新記録の泳ぎで5位入賞を果たした下関南の川崎涼夏
川崎(下関南)自己新連発
2014年8月20日(水)掲載
全国高校総体(インターハイ)の競泳は19日、千葉県国際総合水泳場で行われ、山口県勢は200メートル背泳ぎで川崎涼夏(下関南)が2分14秒11をマークし、5位に入った。そのほかの種目は振るわず、すべて予選落ちした。

■今大会一番の泳ぎ
得意の200メートルでも自己新記録を連発した。女子200メートル背泳ぎは前日の100メートルで6位だった川崎涼夏(下関南)が5位に入賞。100メートルと同様に予選、決勝とも自己新記録で泳ぎ、最後の全国総体を納得の結果で締めくくった。

100メートルは予選、決勝と自己新記録を出して、6位に入賞。得意としているのは200メートル。予選は、「前半が設定よりも遅かった」といいながらも2分14秒57の自己新記録をマーク、決勝進出は微妙な記録だったが、100メートルと同じく8位で決勝への切符をつかんだ。

「最初の50メートルが遅かった」という予選の反省を踏まえて臨んだ決勝は、前半から上位陣に食らい付く。最初の50メートルを予選より速い31秒台で入ると、前半100メートルでは4位をキープする。後半100メートルも、「思っていたより、きつくなかった」と粘り抜き、2分14秒11の自己新記録。目標の2分13秒台にはわずかに届かなかったが、「今大会で1番の泳ぎ」の結果は5位入賞だった。

今大会は全4レースで大会前の自己記録を上回った。躍進の要因を、「みんなの応援と前半からしっかりスピードを上げることが出来たことがよかった」と振り返る。

過去2大会はいずれか一方の種目のみが自己新記録だったり、決勝に残れなかったりと、納得のいく結果ではなかったという。「いい思い出になりました」。3回目の全国総体では、最後まで笑顔が絶えなかった。

 
競 泳
笑顔で男子200メートル自由形決勝に臨む野田学園の岡本拓巨。1年生ながら5位入賞を果たした=千葉国際総合水泳場
岡本(野田学園)表彰台あと一歩
2014年8月19日(火)掲載
全国高校総体(インターハイ)第14日は18日、千葉県国際総合水泳場などで水泳を行い、競泳の男子は200メートル自由形で岡本拓巨(野田学園)が5位、50メートル自由形で福重浩太(西京)が8位、女子は100メートル背泳ぎで川崎涼夏(下関南)が6位、50メートル自由形で藤津加奈子(響)が7位になった。

■スーパー1年生、男子200自5位、自己新
スーパールーキーが上級生相手に大物ぶりを発揮した。男子200メートル自由形は、昨年の全日本中学2冠の岡本拓巨(野田学園)が5位入賞。予選、決勝とも自己記録を更新し「記録を出せてよかった」と納得顔で最初の全国総体を終えた。

今大会までは中学時代の自己記録を更新できないでいたが、前日の400メートルで今季自己最高をマーク。以前から「夏にピークを合わせている」と話していた通り、真夏の大舞台で本来の泳ぎを取り戻しつつあった。

400メートルは予選9位と、次点で決勝進出を逃したこともあり、「緊張していた」というこの日の200メートル予選。しかし序盤から上級生と互角のレースを見せ、1分52秒25と自己記録を更新し予選突破を果たした。

決勝は「上級生ばかりだったのでついて行って、ラスト50メートルで上げていく」という狙い通りのレース展開。150メートルまでは7位だったが、最後の50メートルで2人を抜き5位に浮上。さらに記録も1分51秒50の自己新記録、3位とはわずか0.23秒差だった。

「今年はジュニアオリンピックや国体でも記録を狙っていく。特に国体は昨年、表彰台を逃したので優勝を」。今年の全国総体で県勢の1年生として唯一、個人種目で入賞したスーパールーキーは、9月の長崎国体だけでなく、2年後に中国地区で開催する全国総体での活躍も期待したい。
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