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陸上競技
天皇杯、皇后杯を優勝し、笑顔でガッツポーズを見せる山口選手団と二井関成知事=11日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場
山口、悲願の天皇杯 山口国体の熱戦閉幕
2011年10月12日(水)掲載
第66回国民体育大会「おいでませ!山口国体」は11日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場で総合閉会式が行われ、全日程を終えた。山口県は男女総合2220.5点、女子総合1089.5点を挙げ、悲願だった天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)の獲得を達成した。1963年の地元国体で、県勢は総合2位に終わっており、天皇杯を獲得するのは、今回が初めて。

総合閉会式には、約2万2千人が参加。県選手団は約500人が、大会マスコット「ちょるる」の描かれた小旗を振りながら満面の笑顔で入場した。成績発表の後、秋篠宮ご夫妻から、県選手団の東慶一主将(南陽工教)と、田中真紀副主将(周南市弓道連盟)に天皇杯と皇后杯が手渡されると、選手団や会場からは大きな拍手が巻き起こった。

11日間にわたって大会を見守った炬火(きょか)は、22−24日に開催される第11回全国障害者スポーツ大会(おいでませ!山口大会)に分火。式では、成年女子馬術競技に出場した重枝佑佳選手(多々良乗馬苑)から山口大会の卓球に出場する野稲光美選手に炬火が託された。

国体旗は二井関成知事から来年の開催地・岐阜県の古田肇知事に引き継がれ、48年ぶりに山口県で開催された国内最大のスポーツイベントは、幕を下ろした。

悲願達成を果たし、二井知事は、「県民の熱烈な応援という追い風を受けて、選手たちが大活躍してくれた。チームやまぐちの皆さんの長年にわたる汗と涙が天皇杯の獲得に結びついた」と喜んだ。

「おいでませ!山口大会」は今月22−24日にかけて、県内8市で14競技(オープン競技を含む)が行われる。
 
ハンドボール少年女子で優勝し胴上げされる河野萌主将=11日、キリンビバレッジ周南総合SC
2011年10月12日(水)掲載
山口国体最終日の11日、周南市であったハンドボールで山口は少年女子が初優勝し、競技別1位が決定。初の男女総合優勝(天皇杯獲得)に花を添えた。陸上は女子共通400メートルリレーが6位入賞を果たした。

悲願の天皇杯獲得を決めた10日は、萩市であった卓球成年男子、宇部市などであったバレーボールの少年男子(宇部商高)と少年女子(誠英高)、山口市であった陸上競技少年男子B走り幅跳びの小田大樹選手(下関商高)が優勝。4種目で2位。1種目で3位となり、バレーボール、卓球、空手、なぎなたの4競技が競技別総合優勝を果たした。

ハンドボール少年女子は今夏の全国総体を制した華陵高を中心にしたチームで、準決勝の東京(選抜)、決勝の香川(香川商高)と、持てる力を遺憾なく発揮し“2冠”を達成した。選抜チームの同男子は決勝で沖縄と対戦。先行される苦しい展開で、終了5分前からの猛反撃で1点差に詰め寄り、終了3秒前に同点シュートを放ったが、ゴールマウスに嫌われ万事休す。準優勝だった。

卓球成年男子は決勝で青森と対戦。最終シングルまでもつれる接戦となったが、最後は平野友樹選手(明大)が3―1で勝って初優勝を決めた。

バレーボ―ル少年男子の宇部商高は、接戦となったが長崎(選抜)を3―0で下し33年ぶり2度目の優勝。同少年女子の誠英高は宮城(古川学園高)と対戦。古川学園高は、今国体に東日本大震災復興支援を掲げる県の招きで、誠英高と一緒に合宿をしたこともある仲。こちらも競り合いになったが誠英高が3―0で勝ち、3年ぶり3度目の優勝を決めた。
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