山口新聞 ふるさと創生へ 県民とともに

一 般
ハンドボール少年男子で優勝し、喜びを爆発させる選手たち=10日、岩手県花巻市総合体育館
ハンド・空手・ボウリングV 山口県、天皇杯29位
2016年10月12日(水)掲載
第71回国民体育大会「2016希望郷いわて国体」は11日、岩手県北上市の北上総合運動公園陸上競技場で閉会式が行われ、閉幕した。山口県は男女総合29位で、和歌山国体の28位から後退。女子総合は34位だった。東京が3年ぶりに天皇杯(男女総合優勝)を獲得し、開催県の岩手が2位となった。第72回大会は愛媛県で来年9月30日〜10月10日に開催される。

山口県勢は10日にあった競技のうち、ハンドボール少年男子が6年ぶり8度目の優勝を決めたほか、空手成・少年男女共通組手団体(伊藤璃輝、石井颯人、森岡康成、斉藤綾夏、岩本匠平、秋山芽祈(※)選手)が初優勝、ボウリング成年男子団体(田代晟彬、杉山辰也、向本貴志、宮野史隆選手)も初優勝した。

全国選抜、中国総体を制した岩国工を中心に、下松工、岩国、下関中央工の主力選手で構成するハンドボール少年男子は、決勝の沖縄(興南高)戦で前半を14−16と2点リードされて折り返し、後半に入ると底力を発揮。最終的に32−25で快勝した。

レスリングは成年男子グレコローマンスタイル59キロ級の竹下雄貴選手(日体大)と同グレコローマンスタイル71キロ級の山本貴裕選手(同)、少年男子グレコローマンスタイル50キロ級の小野弘運選手(山口鴻城高)がいずれも3位に入った。


※秋山芽祈選手の「祈」は、正しくは「示へん」に「斤」

 
カヌー
成年男子カヌースラローム15ゲートで優勝した足立和也=9日、岩手県奥州市の胆沢川特設カヌー競技場
足立、強風に負けず 狙い通りに減点なく2冠
2016年10月10日(月)掲載
「2016希望郷いわて国体」第9日は9日、岩手県内各地で行われ、カヌー成年男子スラローム・カヤックシングル(15ゲート)の足立和也(県体育協会)が前日の15ゲートに続いて優勝。成年女子スラローム・カヤックシングル(15ゲート)の岡崎遥海(萩商工高)も3位に入った。

山岳成年女子リードの大田理裟、小田桃花ペアは2位、弓道は成年女子遠的が3位に入ったほか、成年男子遠的が5位、少年男子近的が7位だった。

前日の25ゲートと同じく、15ゲートも足立和也(県体育協会)の強さが際立っていた。「今年も2種目で勝ててほっとしている」。多くの選手が強風に苦しめられる中、この日も優勝し、2年連続の2冠を達成した。

最大の敵は時より吹く強風だった。強風でゲートがあおられ、多くの選手が減点を取られる中、足立も1本目は3カ所で減点され、トップタイムでゴールしながら3位に止まる。

それでも、「(2本目は)風にも対応できるように余裕をもってこいだ」。2本目も多くの選手が強風に悩まされる中、足立は狙い通りに減点はなし。2本目もトップタイムでゴールして前日に引き続いて表彰台の頂に上がった。

今季は、最大の目標だったリオデジャネイロ五輪への出場を逃したがワールドカップでは3位に。「世界で戦えることを実感できただけに(五輪に)出られなかったことが余計に悔しかった」。浮き沈みのあったシーズンだったが最後は国体2冠という結果で締めくくった。

「これからも山口から世界を目指す」。日の丸と山口を背負って戦う姿にこれからも期待をせずにはいられない。

 
空手道
空手成年女子組手決勝戦で京都の選手との試合に1―0で勝利し優勝を果たした斉藤綾夏(左)=8日、岩手県営武道館
斉藤、5大会目で栄冠
2016年10月9日(日)掲載
空手の成年女子組手は、斉藤綾夏(近畿大)が国体5大会目(少年女子3大会、成年女子2大会)にして、念願の初優勝を果たした。

今年大学2年生となった斉藤は「先輩もいなくなり後輩が出来たりと環境も変化し、自分が近大空手道部を引っ張るという思いで昨年以上に練習をした。練習量は誰にも負けないと思った」と自信を持って大会に挑んだ。

藤井栄治監督も「いつも先にポイントを取られて苦しい試合になっていたが、今大会はすべての試合で先にポイントを取った」と精神的な部分での成長を感じていた。

シードで2回戦からの出場となったが、3、4回戦と順調に勝ち上がり、準決勝で開催地岩手の選手と対決。5―1で勝利した斉藤は、勢いそのままに決勝戦も1―0で勝利し優勝を手にした。

東京五輪で実施競技に決まった空手。4年後に向けての競争はすでに始まっている。国体王者となった斉藤は追われる立場だが「私より強い人はまだまだたくさんいる。常に挑戦者の気持ちで戦い」と気を引き締めた。

国体と違い、五輪や全日本空手道選手権など多くの試合では、顔の防具を付けずに試合をすることになる。斉藤は「日ごろから防具を付けない方で練習しているので、そのまま続けていきたい。それが今後の試合にも結びつくと思う」とさらなる飛躍を誓う。

「高校3年間お世話になった山口に、これからも結果で恩返しをしたい」。山口県からの今後の国体出場にも意欲をみせた。
 
一 般
成年男子カヌースラローム25ゲートで優勝した足立和也選手=8日、岩手県奥州市の胆沢川特設カヌー競技場
空手成年女子組手で優勝し表彰状を手に笑顔をみせる斉藤綾夏選手=8日、岩手県営武道館
カヌー足立、空手道斉藤V
2016年10月9日(日)掲載
「2016希望郷いわて国体」第8日は8日、岩手県内各地で行われ、山口県勢はカヌー成年男子スラローム・カヤックシングル(25ゲート)の足立和也選手(県体育協会)と空手成年女子組手個人の斉藤綾夏選手(近畿大)が優勝した。

カヌースラロームで2年連続2冠を目指す足立選手は「(前日の)高橋さんの優勝で勢いがついた」と同じ県体育協会所属の高橋怜也選手の活躍に刺激され、空手の斉藤選手は高校時代から国体5大会目にして念願の初優勝となった。

山岳成年女子ボルダリングで大田理裟、小田桃花選手のペアが3位、カヌー成年女子スラロームカヤックシングル(25ゲート)の岡崎遥海選手(萩商工高)が4位、弓道少年男子は遠的で7位に入った。

ハンドボール少年男子(選抜)は準々決勝で開催地の岩手を下し4強入りした。
戻る
山口新聞ホームへ

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます。すべての著作権は山口新聞社に属します。
 Copyright(C)2008 Minato-Yamaguchi Co.,Ltd.
お問い合わせは電子メールyedit@minato-yamaguchi.co.jp