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「しものせき海峡まつり」が5月2日(土)−4日(月・祝)、下関市内で開かれる。メーンイベントは、関門海峡を華やかに彩る3日の「先帝祭」上臈(じょうろう)道中・参拝。絢爛豪華な衣装と厳かな演技で大勢の観客を魅了し、祭りの“主役”となる太夫5人を紹介する。
【3】三番太夫 西山千尋さん
2009年4月29日(水)掲載
母のように伝統つなぎたい
本番を間近に控え、練習に余念がない西山千尋さん
 三番太夫は下関市竹崎町の大学三年、西山千尋(花柳佳乃千紗)さん(20)。三歳から日本舞踊を始め、稚児、警固(けいご)、官女と順序を経て、母親の弥生さん(45)と同じ十七歳のとき振袖太夫を務めた。
 稚児で出演した際に初めて太夫を見て「いつかあんなふうになりたい」と決意。中学生のときに弥生さんが三番太夫を務めたのを目の当たりにして「より太夫へのあこがれが増した」と振り返る。
 「大役は一人で成し遂げられるものではないので、周囲の協力を得ながらけいこに励みたい」と千尋さん。娘と同じく振袖と三番を経験した弥生さんは「無事に務められるよう体調管理などの面でサポートしたい」と話している。
 母娘を指導してきた花柳佳寿広師匠は「親子そろってしっかり者。日本の伝統文化を守ってくれている」と満足そう。千尋さんは「将来の夢は結婚。子どもが生まれたら、母親と同じように日本の伝統文化をつないでいきたいから」と笑顔で語る。
メモ
先帝祭
平家が源氏に敗れた壇ノ浦合戦(1185年)で8歳にして入水した安徳天皇を慰霊する伝統行事。身を落とした平家の女官たちも命日は威儀を正して参拝したことに始まったという。絢爛(けんらん)豪華な打ち掛けを着た太夫5人が稚児や官女らを引き連れて市内を練り歩き、赤間神宮に参拝する。
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【1】振袖太夫・近藤綾香さん(4月27日付)
【2】二番太夫・石田智恵美さん(4月28日付)
【3】三番太夫・西山千尋さん(4月29日付)
【4】四番太夫・棟加登由紀さん(4月30日付)
【5】傘留太夫・大平みゆきさん(5月1日付)

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