東日本大震災の支援スローガンとして「がんばろう日本!下関から元気を!!」を掲げ、2011年5月2(月)〜4日(水)に下関市内で開かれる「しものせき海峡まつり」。絢爛豪華な衣装で大勢の観客を魅了する「先帝祭」上臈道中・参拝は、東日本大震災犠牲者への慰霊の祈りも込めて行われます。被災地への思いを胸に先帝祭に臨む5人の太夫を紹介します。
【4】
四番太夫
内岡浪路さん
2011年4月30日(土)付掲載
心を込めて果たしたい
花柳三吉師匠(右)の指導を受けながらよりよいものに仕上げたいと練習に励む内岡浪路さん
四番太夫は下関市彦島角倉町の主婦、内岡浪路(花柳三浪路)さん(51)。「自分に課せられた役割を責任を持って、心を込めて果たしたい。所作など41歳で務めた前回よりも良くしていければ」と練習に熱が入る。
3歳から始めた日本舞踊は今年で48年目。「家族の協力なしに先帝祭には参加できない。母親は『いい年して』と言っていたが、一番喜んでいると思う」と語る。
音楽に合わせて体を動かしている3歳の内岡さんの姿を見て、母親が「こういうのが好きなのかな」と日本舞踊を習わせてくれた。「習わせてくれた母親に感謝している。一番の理解者」と母親への思いを口にする。
芸名の「三浪路」は内岡さんの本名に花柳三吉師匠の三をもらったもの。48年間指導してきた花柳三吉師匠は「家族のような存在。神事をしっかり完遂してほしい」と応援する。
家族や師匠へは感謝の気持ちを、東日本大震災の被災地に向けては鎮魂の気持ちを込めて、上臈参拝に臨む。
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