先帝祭・太夫紹介
海峡
に
捧
ぐ
5月2〜4日に下関市内で開かれる「しものせき海峡まつり」で、注目を集めるのが、絢爛(けんらん)豪華な衣装を着た
女性が優雅に市内を練り歩く「先帝祭」の上臈(じょうろう)
道中。初夏の海峡を彩る5人の太夫を紹介します。
【1】
振袖太夫
瀧本彩華さん
2012年4月27日(金)付掲載
小さいころの夢実現
「外八文字」を練習する瀧本彩華さん(左)と指導する花柳三吉師匠
振袖太夫を務めるのは、萩市堀内の県立萩看護学校2年生、瀧本彩華(花柳春菜音)さん(20)。「今まで支えてくれた家族や師匠に感謝して、優雅に歩きたい」と意気込む。
3歳で日本舞踊を始めた。祖母の瀧本幸子さん(76)の勧めで花柳三吉師匠に入門。先帝祭では警固、官女などを経験し、4年前には二番太夫を務めた。振袖太夫については、「小さいころからの夢だった。きれいに歩く姿が印象に残っている」と、憧れの大役を喜ぶ。
祖母の幸子さんも彩華さんと同じ夢を描いていた。5年ほど前に胃がんを患ったが、上臈道中で太夫の先頭を歩く彩華さんの姿を頭に思い浮かべて闘病を続けたという。幸子さんは「本当にうれしい。しっかりと目に焼き付けたい」と感慨深げだ。
「祖母に元気な姿を見せたい」と稽古にも熱が入る。前回の太夫で悔いが残っているという、高さ約20センチのげたを履いて行う「外八文字」は、三吉師匠の助言を受け、独特の足さばきを繰り返し練習する。三吉師匠は「練習熱心で我慢強い子。本番も立派に務めてくれると思う」と厚い信頼を寄せる。
彩華さんは「練習通りに、堂々とした姿で参拝したい」と本番への自信をのぞかせた。
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【2】二番太夫・貞舛純子さん
(4月28日付)
【3】三番太夫・藤井理恵さん
(4月29日付)
【4】四番太夫・新谷奈誉さん
(4月30日付)
【5】傘留太夫・速水恵里さん
(5月1日付)
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