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四季風

古里での就職を希望する新卒学生は全体の5割にまで減り、古里を出て都会の大学に進んだ学生の多くが戻ってこない。理由は「都会の方が便利」「志望する企業がない」―
▼売り手市場を背景にした学生の大手企業志向は、山口県でも中小企業離れを招き、人材難が年々深刻化。就職情報会社の調査結果は、もはや定期的な企業採用情報の発信だけでは通用しない現実を物語っている
▼そうした就活の流れの中で、注目したいのが下関市が29、30日に海峡メッセ下関で開催する「しものせき未来創造jobフェア」。中学生、高校生に下関経済を支える企業や団体の存在をしごと体験を通して印象付け、10年後の地元志向につなげる試みである
▼造船、航空宇宙、半導体などのモノづくり会社をはじめ、金融、福祉、輸送、新聞など40の企業・団体が、ガス管万華鏡製作、ドローン操作、札勘定、高齢者疑似体験など多様なしごとを準備中。本紙もjobフェアを特集した『しものせき中高生新聞』を製作するので、ぜひ取材体験を
▼地元志向の未来は参加する中学生2100人と高校生1100人の反応に懸かっている。「志望する企業がない」なんて、絶対に言わせないから。(宮)
2017年8月17日(木)掲載
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