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四季風

森林の癒やし効果を健康づくりに生かす山口市徳地の「森林セラピー基地」がオープン10周年を迎えた。基地内で活動するガイド「森の案内人の会」が10年の歩みを支えてきた
▼森林セラピーは、森林浴の効果を科学的に解明し心身の健康に生かすもの。植物が発するフィトンチッドと呼ばれる物質は、心の安らぎやリフレッシュに効果があり、森の案内人は気軽に森に入るお手伝いをしてくれる
▼2014年からは森に親しむきっかけとなるイベント「森カフェ」を企画。来場者から「次回は出展したい」と声が掛かるなど、森をキーワードに輪が広がり、地元のお店や地域おこし協力隊ら参加団体も増えた
▼森の中は季節や時間によって刻々と変わり、見どころも違ってくる。案内人は常に下見を欠かさず、小さな変化もキャッチ。深呼吸にぴったりの場所や植物が子孫を残すための知恵を教えてくれる
▼「10年を支えてきたのは人の力。ガイドこそが徳地の魅力」と、案内人の会事務局の岸本由香里さん。徳地の森は、人を圧倒する深い森ではなく、生活を支えてきた里山だ。どこにでもある森かもしれないが、案内人と一緒に歩くと隠れていた魅力に気付くことができる。(沙)
2017年4月26日(水)掲載
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