山口新聞

四季風

きょう6月3日は「あじの日」。県の日本海側でとれる「瀬付きアジ」をたくさん食べてもらえるように―と水産をはじめ観光や量販店、行政などの関係者が力を合わせ、1997年から推進している
▼海にも「瀬」が多くある。川のように浅くはないが、岩礁地帯でプランクトンなどの餌が豊富で魚が多く集まる。瀬付きアジとはそうした「瀬」にすみついて脂がのったマアジのことで、主に萩や長門、下関の市場に水揚げされる
▼「あじの日」の由来は「瀬付き鯵(あじ)」の瀬=岩(ロック)で「6」、鯵の参(さん)=「3」で6月3日に。以前、知人にそう説明するとすぐには納得できないようすだったので、目くじらを立てるようなことではないと諭したことがある
▼「あじの日」だからというわけではないが、先日食べたアジの干物が逸品だったのでひと言。行商のおばさんが水揚げしたばかりの魚を開き加工にし、萩市内の所定の場所を回って販売しているもので、定期購入したくなるおいしさだった
▼瀬付きアジの旬は4〜8月というから、6月はちょうどその真ん中で旬真っ盛り。魚の専門家によると目が澄んで体にツヤがあり、23センチ前後の中型がお勧めらしい。(幸)
2010年6月3日(木)掲載
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